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2011年4月30日 (土)

ぼくのかんがえたけいはんでんしゃ(エピソード2)

 東日本大震災で不通となった東北新幹線が復旧しました。その際に沿線の方々が手を振ってくださったそうです。もちろん私のブログを見たわけではありません。私が書く以前から「やろうぜ!」と呼びかけていた方が沢山おられたそうです。

うん、何も考えずに発言を書いちゃうと赤っ恥をかく典型例ですね。

どこかのジャーナリストやコラムニスト、社長さんの事をバカにできません。思いつきでやっちゃダメなんです。反省しないといけません。

 さて、京阪電車さんで新車を導入するという妄想なお話の続きです。

現在京阪さんは車両の数を減らす方針を打ち出しています。4月に「アートエリアB1」で開催された「鉄道カフェ」で、京阪電車の中の人が

「今度の5月のダイヤ変更に合わせて車両を減らす」

なんてことをポロっと言っておりました。それを表すかのように今度のダイヤ改正では交野線直通の「おりひめ」と「ひこぼし」が平日に各々1列車だけとなります。この列車は交野線へ乗り入れるために5両編成限定となっており、この分だと5両で構成されていた編成の一部が廃車になるのではないかと考えられます。

しかも昼間に運行されていた区間急行がガッツリ削減され、運用上では左程車両数が必要ではなくなっているようです。なので、これから妄想するお話と現実はかなり乖離していくものだと認識して頂く必要があります。さて、それでは参りましょうか。

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2011年4月29日 (金)

常盤色の新幹線へ(勝手に)エールを送ろう

 「多分誰かがやるんじゃねぇか」と思っていましたが、誰もやりそうにありませんでしたので、復旧当日にテキトーな事を「勝手に」ご提案させて頂きます。

題して「常盤色の新幹線へエールを送ろう」。

JR九州さんの「祝!九州新幹線」というコマーシャルを御存知でしょうか。特に先週あたり日本テレビ系列の「スッキリ!」でこの180秒版のコマーシャルが取り上げられ、ネット上のみならず至る所で大反響を巻き起こしたようです。

(ココだけの話、大阪の某地方ローカル情報番組に携わっている作家さんにも言ったんですけどねぇ。取り上げなかったのが残念無念)

ぶっちゃけて言いますと、今回の一件はこのコマーシャルの二番煎じです。「2011年4月29日に運行が再開される東北新幹線『はやぶさ』に対して、沿線から大きなエールを送る。」ただそれだけです。

ちなみに暫定ダイヤで運行される「はやぶさ」は一日2往復。最も実行しやすいのは東京駅を8時44分に出発する「はやぶさ501号」だと考えられます(詳しいダイヤははやぶさのホームページを参照してください)。

常盤色(あの緑色ってそういう色の名前があったんですな)の新幹線を見かけたら、もう思いっきり手を振ってやってください。ヘンなことをしてもいいじゃないの。「はやぶさ」に乗っている人に「俺達ココで生きてるぞー」ってアピールしてください。

きっと、それは誰かの力になる……ハズです

もちろんやるからには注意しなきゃいけない事がいっぱいあります。考えられる項目をとにかく書き連ねてみますので、参加する人も参加しない人も批判する人も無視する人もとにかく一度だけ目を通してください。

その1:ホームは基本的に危険な場所だとお考えください。列車を追っかけて走ったところで他人さんの迷惑になるだけ。手を振る場合はその場で周囲の人の迷惑にならないように。

その2:垂れ幕何ぞ作っている予算やヒマがあるなら寄付するか東北のアンテナショップに行ってお菓子を買って食べてください。そっちの方がいい。

その3:沿線で手を振る場合、とにかく周りに気を付けて。車で追っかけるなんてことは無理だからやめましょう。田畑や私有地には入らない。迷惑かけてやるようなものでもないんで。

その4:「はやぶさ」は高速で移動します。乗客に気づかれない可能性が高いです。

その5:イベントって言ってますが、単なる思い付きです。しかも当方関西在住。なので、写真もビデオもユーストリームも一切やりません、っていうかできません。

その6:とにかく元気を出しましょう。元気な姿はきっと誰かの元気に繋がります。

その7:怒られたら素直に謝りましょう。

 

……。ホントにこんな思いつき(しかも運行6時間前に書き込んでます)で人は動いてくれるんでしょうか?勢いでやって、明日いろんな人に怒られてみます。

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2011年4月19日 (火)

ぼくのかんがえたけいはんでんしゃ(プロローグ)

 東日本大震災の衝撃に隠れてしまったが、西日本の鉄道にも今回の東日本大震災は大きな影を落とす事になった。

たった一つの部品が供給されないだけで、電車の運行が止まるという事態。これは予想していなかった。まさしく想定外だ。

電車は電気で動く。その電車の大半は「直流」という電気で動いている。直流電気は電車の構造、特に駆動部分を作る際に最も最適なモーターを作る事に適していた。

そのモーターにどうしても必要だったのが「直流電動機ブラシ」という部品。この部品は直流モーターの制御をするにはどうしても外せない。しかし、この部品は容易な構造故に摩耗が激しく、定期的な点検や清掃や交換がどうしても必要になる。

その部品を作る最大手の工場が、今回の大震災で被災した。しかも、あの原発の制限エリア内に工場があった。作りたくとも作れない状態に陥ってしまったのだ。

『作れないのならば、別の場所で作ればいい。』

確かにその言葉は正しい。ただ、この「直流電動機ブラシ」を用いる車両はなかなか作られていないのが現状だ。直流モーターより効率性が高く、保守性にも優れた「VVVFインバータ制御」という新しい技術がお目見えした結果、登場する鉄道電車の大半がVVVFインバータ制御の車両となっている。

なので、部品を作る会社からすれば新しい工場を建設しても将来に明るい展望が無い。かといって作らなければ今の電車は次々と動かなくなっていく……。現在は最大手以外の会社の奮闘や関係各所の協力があり、部品はある程度生産できる目途がついたということで電車の運行は通常通りとなったが、安定供給という面から考えると少し不安の残る結果となってしまったのだ。

西日本の鉄道会社には『古い物を大切に使う』というケチ……いや、工業製品に対する大いなるリスペクトがある。ただ、リスペクトするだけでは公共交通機関は成立しない。リスペクトしつつ、新たなステージを目指さなければいけないだろう。

……前置きが長くなりました。今回は久々の妄想シリーズです。

今回問題となりました『保守部品不足による運休』。西日本ではJR西日本さんや近鉄電車さんで多く行われました。近鉄さんは保有している車両の約3割、JR西日本さんでは保有している電車の半分で「直流電動機ブラシ」を用いているそうです。

Sakura04

その中でも群を抜いているであろう会社があります。そう、当ブログでよくネタにされる京阪電車さんです。京阪さんはただでさえ「物持ちのいい会社」と定評があり、古い車両の見えるところや見えないような細かい点にまで様々に手を加えています。

その車両を制御方法で分類すると以下のグラフのようになりました。

Rw356

鉄道に詳しくない方でも「VVVF」という名称は聞いたことがあるのではないでしょうか。この「VVVF」という制御方法以外に「界磁添加励磁制御」「抵抗制御」 という制御方法があります。この「界磁添加励磁制御」「抵抗制御」という方法に「直流電動機ブラシ」が使われています。

Rw358

系統別に分けますと、全体の68%が「直流電動機ブラシ」を使用した車両です。その割合はJR西日本さんよりも多くなっています。そのせいか事前に多くの部品をストックしていたようで、今回の影響をJR西日本さんや近鉄さんより受けなかったようです。

Rw280 (京阪さんの古い電車代表格、左:2400系、右:1000系)

しかしながら幾ら保守に定評のある京阪さんだとしても、今回の問題は何らかの対策を練らなければいけない事態になったと気付かされたのではないでしょうか。

ま、平たく言えば新車を導入しろって話です。

Rc226 (京阪さんの最新鋭車両、3000系)

「新車を導入しろ」といっても、鉄道車両は大体一両1億円ちょっと。一般人がいくらロト6を買って、運良く満額で当たったとしても3両買えたら御の字。TOTOBIGが当たっても5両位しか買えません。

Ic14 (この電車は京急さんからのおさがり)

なので地方私鉄の場合は大手私鉄で使われていた古い車両を手直しして再利用するケースが多く見受けられます。

そこで、今回は出来る限り費用をかけずに京阪電車の車両を置き換えるように考えてみましょう。(続きます)

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2011年4月11日 (月)

一カ月が過ぎました。

 3月11日、あの日からひと月という時間が過ぎていきました。

当たり前だった日常が目の前から消えていく、桜の開花が春の訪れを教えてくれるであろうこの一カ月の間、頭の中から被害の状況が離れることが無く、何も手を付けられずにいました。

16年前、関西地域では地震が起こる事は無いと言われていました。そこで発生した阪神大震災は私の心に大きな衝撃を与えました。「自然の猛威の前では人間の力は無力である」と書物で書かれていたことが現実になったのですから。今回はその規模を上回る大災害、無力感だけが私の中に残ってしまいました。

しかも同時に発生したのが「買占め」です。私はいつも小売店に勤めております。地震発生直後から大勢の方々がお越しになり、いつもと違うペースで次々とモノが売れていきました。その対応もしなくてはいけません。

一部商品に売り切れや未入荷が発生しているものの、関西地域はようやく通常のペースが戻りつつあります。形式上ではなんとか通常の生活が出来るまで回復したのではないか……と思えるようになってきました。

そこで「ようやく」と言いますか、「まだまだ」とお叱りを受けるかもしれませんが、今週よりゆっくりと今までの様な「他の皆様から鼻で笑われる」ような失笑ぷりを、この「レールウェイコンシェルジュ」の中でお届けしようかと考えております。ようやく再起動というワケです。

被災地の皆様へ改めてお見舞いを申し上げると共に、今後ともこんなチンケなサイトですが皆様の一服の清涼剤みたいになれれば……、と考えております。

どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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