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2011年3月 5日 (土)

いよいよ

 来週、九州新幹線鹿児島ルートが開業します。

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九州、特に鹿児島や熊本の方にとっては念願の全線開業。東北新幹線の新青森開業時にも申し上げましたが、「ストロー効果」という言葉もあるので一概にお祝いというわけにはいかないとは思いますが、開通する事でその地域へ気軽に足を向け、地域の方々との出会いが広がる機会が増える……というのは嬉しいものです。

JR九州さんが開設している「九州新幹線準備室」ホームページ内にある「テレビCM」では、九州で放送されているであろうテレビコマーシャルが数多く収録されています。その中には先日開催された「九州縦断ウェーブ」の模様も見ることが出来ますが、それ以上に私が気になったのは「九州の歴史の先に」編です。

九州の歴史が映像で次々と表されていくこのCM、どうしても途中に出てくる井上陽水さんと「未来は明るいに決まっている」「新しいところへ行こう」というアイキャッチに目を奪われがちになってしまいますが、注目すべきは使われているBGM。

Jackson 5」の「 I Want You Back」。日本では「帰ってほしいの」という何とも言えない邦題が付けられています。最初は何気なく「へぇ、こういう明るい音楽を付けたのか」と思っていましたが、何気なく歌詞の訳を見てみると思わずガッテンしてしまいました。

歌詞の詳しい内容に関しては昨今何かと話題の「Yahoo知恵袋」さんにお任せしますが、ザックリ強引かつ大胆にまとめて表現すると

「もう一度戻ってきてほしい」

ということなのでしょう。飛行機に奪われてしまった関西地域へと向かうお客様や利便性が高い自家用車で福岡や鹿児島へ向かう人達に「もう一度<鉄道へ>戻ってきてほしい」とお願いする(というか懇願する)ように思えます。

実際に、目新しさと利便性の向上で鉄道を利用するお客様は増えると考えられます。ただソレは便利になっただけであって、このままでは「九州内」だけの盛り上がりで終わってしまう可能性があります。同じように関西や中国地方も九州と同じように「魅力ある土地」であることをどんどんと発信していかなければ、現在の勢いは瞬く間に失速する事でしょう。

新しい交通機関の登場は「きっかけ」のひとつです。交通機関におんぶにだっこという状態を止めて、これを機会に自分達の魅力を自ら発信して頂きたい。そう思う今日この頃です。

 

 

……それにしても、東京の撮り鉄さん(60代)元気だねー。

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