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2010年12月11日 (土)

Re:電車が来ない町へ

 先日、親戚の法事でまた父親の故郷へ出向きました。

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(やっぱり笑瓶さんではありません)

今年の夏に掲載した記事にも書きましたが、父親の故郷に至る「呉線」という路線は先日まで土砂災害によって竹原駅から安浦駅の間が運休していました。

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より大きな地図で 呉線運休区間2010年8月 を表示

(こういう地図も掲載してましたね)

その日からおよそ3カ月。土砂災害が発生した場所は重機が入りにくい場所故作業は大変だったそうですが、無事11月1日に運行を再開しました。

無事運行を再開した同じ時期に「道の駅たけはら」という施設がオープンしたこと、そしてアニメ「たまゆら」の聖地巡礼ブームが重なり、竹原市界隈はそりゃあモォ大変なことになっていたそうです。この人気が本物になってほしいと思うのは私だけでしょうか。

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そこで注目したいのは「災害現場はどのように復旧されたのか」。特に吉名駅の構内にあった崩落現場がどのような状態になっているのか。気になった私は法事が行われる前に吉名駅へと出向いてみました。

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外観は運休した時とそのままで変わりありません。所謂平成の無人駅と言ったところでしょうか。朝早くに行ったからか駅前にタクシーは止まっておらず、空間だけが広がっていました。

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運休当時入口にあったフェンスは取り払われ、誰でも自由に出入りする事が可能になっています。自動券売機もあの時と同じように稼働しており、ベンチには次の電車を待つ人の姿も。

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階段を上がると、そこは列車の行き違いに対応した二面二線のプラットホーム。作られた時期が古かったのと、軍港だった呉が沿線にあるために駅の線路は過去の栄光を表すかのように長い列車が入線できるようになっています。一時期始発列車が設定されていた事もあって、岡山方面には両方の線路に出発の信号機が設置されているのもこの駅の特徴です。

土砂崩れが起こったであろう個所は新しくコンクリートで覆われています。これだけの目席が崩壊したのですから、新たに造り直すとしたら大変な事だと思われます。

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プラットホームから駅舎まで降り、以前被害状況や代行バス乗り場の案内があった掲示板を見ると、そこには0系新幹線の写真と便箋が。

「がんばって よしな←→YOSHINA なかなか復活しない呉線。みんなの笑顔が見たいから 新幹線のように 強く たくましく活きてほしいから 0系も応援しているよ!」

沿線の皆さんも、復旧を待ち望んでいたのでしょう。いくらローカル線だとはいえ、地域の方々にとっては生活の足です。新たな歩みを始めた呉線に明るい未来がある事を祈りつつ、今回の更新はココまでとさせていただきます。

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(駅のホームから街並みを望む。そりゃこういう風景が広がってたらアニメにもなるわ)

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