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2010年5月12日 (水)

スルッとピタパ「ノーラッチ」の旅・序

 先々月、引越の直後に私がメインに使っているクレジットカードの更新カードが届きました。それに遅れる事約一カ月、ようやくPiTaPa(ピタパ)カードが私の手元に届きました。

Rw001 (手前が新しいICカード)

ピタパは他のIC乗車券と違って、原則「クレジットカード」の後払いとなっています。その審査や手続きの煩雑さが遠因してか、他のIC乗車券と比べると普及率はちょっと低めだったりします。それでも使い慣れるとなかなかPiTaPaも侮れません。

Rw002 (パンフレット)

その届いたピタパに同封されていたパンフレットを見ていて、あるページに目線が止まりました。

Rw003 (エリア地図)

ピタパが使えるエリアの地図。ピタパは関西二府四県だけでなく三重県や愛知県、岡山県や静岡県にまでエリアを拡大しています。こういうのは頭で理解していても、実際に地図で見るとピタパも頑張っているんだなぁ……としみじみ感じてしまします。

Gin01(在りし日の阪神電車)

関西の方ならご存知かと思いますが、一昨年に開業した「阪神なんば線」によって関西の公共交通機関は一段と便利になりました。阪神地域から古都奈良へ乗り換えすることなく移動できるという手段は新たな需要と人の流れを生み出しました。

Rw003(改めて地図を確認)

同時に遠く山陽電車姫路駅から、近鉄電車名古屋駅・伊勢志摩方面までの長大な路線が一本のレールで物理的に繋がりました。これを利用して近鉄電車さんは姫路駅から伊勢方面への特急列車を走らせる計画があるそうです。実現できる可能性は低いかと思いますが、鉄道ファンとしてそういう列車は一度見てみたいものです。

ただこの「阪神なんば線」によって、あるひとつの「試したくても試せない」という試みが完成してしまいました。その試みというのは「ノーラッチの旅」です。

Rc467 (改札口の例:新大阪駅)

「ラッチ」は元々英語の「留め金」という言葉なのですが、鉄道業界では「改札」のことを指します。「ノーラッチ」を直訳すれば、「改札が無い」。そこから転じて「改札を出ることなく異なる鉄道会社を利用することができる」という意味を指します。

阪神電車さんは西は元町駅で神戸高速鉄道さん、東は大阪難波駅で近鉄電車さんと「ノーラッチ」で繋がっています。この両社とも阪神電車さんとは違う会社と「ノーラッチ」で繋がっており、それらを全て繋ぎ合せるとこういう一本の路線が組みあがります。

Rw075

神戸市営地下鉄さんの三宮駅から京阪電車京津線の浜大津駅まで利用鉄道事業者数8社局、総移動距離135.5キロメートルという前代未聞のこのルート、全て「ピタパ」が使えます。……果たして私のピタパはこの長距離を把握し、走破する(つまり計算する)ことができるのか?

 

 

……疑問を感じたからには解決するしかありません。

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