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2010年5月12日 (水)

スルッとピタパ「ノーラッチ」の旅・急

 

 

 

……まず、結果から申し上げましょう。

「んなものムリ。」

今回この旅を思いついた際、本当にそれが成功するかどうか「ピタパ」のコールセンターさんに連絡をし、果たして実情はどうなのか質問しました。

Rw077

まずピタパは「基本的に2社間の乗り入れは対応している」とのこと。3社以上の乗り入れに関してはその鉄道会社間の取り決めによるそうです。

具体的な例を言えば「山陽~神戸高速~阪神本線(阪急神戸本線)」はピタパの開始当時から対応、今回の「阪神なんば線」の開業に合わせて「山陽電車から神戸高速と阪神なんば線を介した近鉄線への乗り入れ」に関しても基本的には対応しているとのこと。

Rw069(改札機の液晶画面)

今回の場合どう考えても想定の範囲外でしたので、当然改札機から外には出ることができません。そのため機械は甲高い音を立て、私の行動を遮断。人がいる改札口まで移動する事を促します。

Rw070 (事務所にあるパソコンとリーダー)

改札口でピタパを手渡し、事務所内にあるパソコンで記録されている入場記録を調べてもらいます。その合間に今回のルートをたどたどしく説明し、正規のルート出来た旨を伝えます。流石にややこしいルートですし、こんな事を実行に移す人間はいないと思いますので、事前にパソコンで計算した運賃表を出そうとしたところ……

Rw071 (諸般の事情でイラスト再現)

そこは流石「おけいはん」。関西一円の駅から浜大津駅までどれくらいの料金がかかるか計算したファイルが出てきたではありませんか!。係員さんの説明によると、京津線のピタパ専用自動改札機は京都市営地下鉄からの乗り入れ客にだけ対応しており、それ以外の清算に関してはこの表から導き出して計算するとのこと。

通常近鉄線からの乗客に対して開かれるであろうそのファイル、今回は「絶対使うこと無いだろう」という「神戸市営地下鉄」と書かれた項目から料金を導きました。

通常の切符であればここで清算するだけでいいのですが、ピタパは出場や入場の記録をカードに記憶させておかないと次回使えないことになっています。また入場の記録は書き込めても出場の記録は(色々とややこしいことがありましたので)改札機で対応しなければいけないようです。

今回の場合、京都市営地下鉄の竹田駅から浜大津駅までの料金(510円)はピタパへ竹田駅の入場データを書き込んでから改札機で処理し、神戸市営地下鉄の三宮駅から竹田駅までの運賃(2340円)は現金で清算することとなりました。

ちなみに駅員さん曰く、「こういうルートで来るお客様は初めて」だったそうです。よかったね、こういうレアケースを体験できて。

Rw066 Rw072

(レアケースといえばこういう特殊な電車にも遭遇しました)

Rw073

(というわけで無事改札を出ることが出来ました)

今回あえて長い時間を使って検証する事により、鉄道のネットワークの偉大さや便利さ、そしてエリアの大きさを確認する事が出来ました。下手すれば「キセル」と言われても仕方ありませんが、もし時間とお金があれば今度は「逆打ち」でやってみたいと思います。その時はどうぞ皆様生温かい視線でご支援ください。

Rw074 (応援コメント待ってるよ!)

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