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2009年8月16日 (日)

こころまち、探そう。

 ちょっと冷めた目線で話してしまいますが、鉄道会社というのは基本的に「いきあたればったれ」だと思っています。

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新線開業時に需要予測として何万人…という数値が出てきますが、地方のローカル線等はそれ以下になっているケースが多く、必然的に「これは必要だったのか?」という揶揄の対象となってしまいます。まぁその時は「作ってしまえばこっちのもの」とか思っているのでしょう。

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(新線開業で劇的に需要が伸びた阪神なんば線・近鉄奈良線、JR東西線)

逆に作った規模以上の需要が生まれてしまうケースも都市部では生まれています。地上や高架の駅ではホームを延伸するが容易に可能ではありますが、地下になるとこれまたややこしい。ホームを増設するにも他の建物の事を考えなければいけませんし、作るにしても時間や手間が思いっきりかかってしまいます。

まぁそれだけ需要というのを予測するのが如何に難しいか…ということになるのですが、今回はそういう話ではございません。それ以外の「インフラ部分」とは全く関係ない部分でも「いきあたればったれ」を貫き通している部分があります。それは駅の顔ともいえる「駅名標」です。

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各鉄道会社の色合いが色濃く出るのがこの「駅名標」。元々は白地に黒の文字が入っていただけのものが一般的でしたが、国鉄が民営化してからイメージチェンジを図るために書くJRさんはデザインを組み込んだ独自のものへ変化しました。それに追随するように各私鉄さんも変えるところが増えました。

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イメージチェンジもさることながら、近鉄さんの場合はこの駅名標に使う電気代を節約したいという理由で新たなデザインに変更したそうです。結果エコに繋がるのですからこれはある意味立派な商人の考え。

その「駅名標」を最近新しいデザインに変えたのが御存知「京阪電車」さん。

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藍色の中に薄い青をストライプで取り込み、中央に駅名がドーン。駅名標は蛍光灯で照らしているためにどうしても端の部分が暗くなりがちになるのですが、それをうまくデザインの中に組み込んでいます。夜見ても「きれいだなぁ」と思える駅名標となりました。

しかし残念なことにこの駅名標には2パターン存在しています。

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中央の「京阪」の部分、淀屋橋駅は漢字表記なのに三条駅は制定されたロゴになっています。…おわかりですね?どうも京阪さんはこの新しい駅名標を始めた後に改めてロゴを制定してしまっているようです。

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本来ならばすぐに変えればよかったのですが、従来の駅名標には広告が添付されており、その広告の契約が終わるまで駅名標は変更できなかったようです。ソレが終わってから「じゃあ新しいロゴを入れて駅名標を入れよう…」と考えるのが普通ですが、そこはやっぱり京阪さん。

「ええい、いてまえ!」

とばかりに新しい駅名標に古いロゴを入れちゃったんですね。その結果駅名標には新しいロゴが添付されたものと古いロゴが入ったものの2パターンあるようになってしまいました。さしずめ新しいロゴが入った駅は「こころまち」駅なのでしょうか。

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で、おりしも季節は夏。京阪さんでは「夏休みフリーチケット」という名前の格安チケットが発売されており、調査するには絶好の機会であります。そこで今回は京阪電車の全ての駅に下車し、駅名標はどうなっているのか調査してみました。「こころまち駅」は一体何駅あるのでしょう。それは映像をご覧になってお確かめ下さい。

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