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2009年1月14日 (水)

中之島線でダイエット

 京阪中之島線は利用者が少ないらしい。

Rc110(休日になるともっと少ない)

開業後1か月間の利用客数を調べると、1日の利用客数が予想の8万人ではなく3万人程度とのこと。簡単に言えば40%未満ということだ。そりゃあ少ないがこれには色々と理由がある。

一般的な理由としては中之島線の路線。天満橋駅~大江橋駅区間は既存の京阪本線とバッティングする。これはで自社内で利用客のシェアを争う結果となり、必然的に利用客の混乱を招く結果となった。

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次に路線の接続。京阪本線は大阪の大動脈である地下鉄御堂筋線と接続するものの、中之島線は渡辺橋駅で地下鉄四ツ橋線と接続するだけ。これでは乗り換え客も見込めない。将来的には中之島駅と「なにわ筋線」が接続する計画となっているが、あの府知事の事なので果たして実現するかどうか。

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あと理由に挙げるとするならば、中之島沿線が大阪市内の中ではかなり「成熟した場所」だということ。成熟した場所に新たな活力を与えるために新規路線を開業した…と言えば聞こえがいいのだけれど、高度成長期に建てられた古いビルやマンション等が立ち並んだある意味「取り残された地域」。

Rc112 (渡辺橋駅にある再開発のイメージ図)

現在中之島線沿線で大型再開発が進められているものの、完成するまでは乗客増にはつながりにくい。しかも中之島駅界隈は大阪駅から徒歩圏内。京橋や天満橋に出るより大阪駅周辺の百貨店や専門店へ出向いた方が楽だったりする。その点から考えると中之島線は余計に利用されにくい路線になっている。

…そんなアゲインストの風が吹きまくる中、新たに生まれた中之島線の乗客数を増やす方法はないだろうか。前置きが長くなったが、今回のテーマは「中之島線の活性化」だ。

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(中之島線開業直後の飲食店街「ミナモ」)

 一応京阪さんも手をこまねいているワケではない。中之島線の認知度をあげようとテーマソングを作ってみたり、大江橋駅や渡辺橋駅に飲食店街を設けてビジネスマン達への憩いの場となるよう工夫を施している。

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(なにわ橋駅にあるアートエリアB1.こちらも開業時に撮影)

異質なのがなにわ橋駅にある「アートエリアB1」というスペース。ここでは大学と産学が一体となったイベントを開催し、駅から文化を発信させようとしている。

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(だが実際問題それが効果を出しているかどうかは定かではない)

ソレから比べれば私が考えたのはある意味奇特なものだ。それは「中之島線でメタボを解消しよう」というもの。電車とメタボ、あまりにもつながりにくいがよくよく考えれば繋がっていくのだ。

まずは中之島線の駅がどの場所に開設されたのかを再度確認してみよう。

天満橋駅から別れた中之島線は、土佐堀川を潜って中之島へと辿り着く。ただ辿り着くだけでなく、既存の地下鉄に影響しないよう路線は深く潜っている。ということは通常の地下鉄と比べると圧倒的に階段の数が多いということになる。

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(地下の構図はこんな感じ。とにかく深いと思ってください)

必然的に地上に出る際は時間がかかるし正直しんどい。しかし、エレベーターやエスカレーターを使って出るのではなくあえて自らの足を用いて階段で地上へ出向く。そうすれば通勤で毎日往復するだけで相当なカロリー消費となり、自然とダイエットに繋がるということになる。

 

そしてよく見て頂きたいのが中之島駅と渡辺橋駅の立地。よく見ると中之島駅の場合近くに阪神電車の福島駅、JR西日本の福島駅と新福島駅に隣接している。渡辺橋駅も福島駅に比べると若干距離はあるものの、大阪駅への徒歩圏内に立地しているのがよくわかる。大阪駅に行くために歩く。それだけでも十分運動になる。

地図だけ見ても仕方ないので実際に歩いてみよう。

Rc119 (メタリックがまぶしい渡辺橋駅)

渡辺橋駅の周囲は大阪のコアなビジネス街である「四ツ橋筋」。周囲は常にビジネスマンが闊歩している。

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その駅の7番出口から地上に出ると目の前には駅名になった渡辺橋。渡辺橋を渡ると、そこは「堂島」と呼ばれる場所だ。あまり私には縁が無い「北新地」という歓楽街もこの地域にある。ちなみにサントリーの本社があるのもこの「堂島」だ。

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大阪駅から淀屋橋駅までの御堂筋と比べると、大阪駅から渡辺橋駅までの四ツ橋筋はビジネス街という立地だけでなく、大阪駅も近いからかかなり人通りが多い。沿道には堂島ホテルとヒルトンホテル等の有名なシティホテルが建ち並ぶ。途中から地下街も併設されており、どうやら必然的に人が集まるようになっているようだ。

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気がつくと目の前には大阪駅周辺の象徴とも言われる丸ビルの姿、ちなみに私の足で大阪駅まで約15分で到着したので約100キロカロリーは消費したことになる。ビバ渡辺橋。

Rc124 (福島駅、ナイトバードはこの駅発着でした)

そして福島駅から中之島駅も歩いてみよう。大阪環状線の福島駅からだと、中之島駅までの案内はほぼ案内が無いに等しい。しかし駅の改札口に朝日放送と大阪国際会議場への地図が出ている。

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この新しく完成した朝日放送社屋の対岸、そしてグランキューブ大阪の近くに中之島駅がある。この案内に沿ってとりあえずは朝日放送まで移動していく。

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(阪神福島駅の近くにJR東西線の新福島駅もある)

道中大きな交差点に遭遇する。ここが阪神電車の福島駅とJR東西線の新福島駅の場所。連絡する地下道を使って移動することも可能だけれど、どちらかと言えばこの福島界隈の街並みを楽しむことをお勧めする。じゃりン子チエの世界観だけが大阪の下町ではない。

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(前の社屋から比べるとまぁ何と立派になったの>朝日放送さん)

国道2号線を渡ることになるので多少時間はかかるものの、コレはこれで面白い。新福島駅や阪神の福島駅からだともっと時間はかからない。進行方向左手に見えてくる新しくなった朝日放送を見て、橋を渡るとそこがもう中之島駅。距離をそれほど感じることなくアッサリと到着できる。

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中之島駅の階段まで私の足で約10分程度、80キロカロリーの消費。意外と消費している。

Rc122(お勧めします)

ちょっと運動する。それだけで意外な交通機関と接続できたり繁華街へ移動することもできる。体にいいことだと私は思うので、もしお時間がありましたらみなさんも一度お試しになってはいかがでしょうか。…どうですか?中之島線を使いたくなりましたか?

 

 

<オマケ>

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ちなみに中之島駅から福島駅最寄りの階段(1-D出口)はこれ位あります。

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その階段までは改札口から約5分かかります。ヘトヘトの状態で階段まで移動するとこういう表情が自然と出てきます。

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(そりゃ疲れるって)

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