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2008年11月15日 (土)

23時41分、三原駅にて

 当サイトに設置しているブログパーツのおかげで、毎晩23時41分に0系新幹線が当ブログにやってきます。設置したその日の夜初めて見ましたが、千と千尋のなんとやらみたいにこのブログの文字が次々と0系の中に乗車していく様はある意味面白いものがあります。

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 この23時41分、実際に0系新幹線で運行している『こだま682号』は三原駅に到着します。

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山陽新幹線が開業した際に完成した駅は、国鉄の事情もあってかどの駅も地域性を感じさせない同じような構造のホームとなっています。

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この三原駅は乗降客が少ないということもあってか、国鉄民営化以降に改装された個所が少なく、コンコースには博多延伸時の風情を色濃く残しています。ただこの三原駅は他の駅とはひとつ大きな違いがあります。それはコンコースから見えるこの石垣。

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そう、この三原駅は城跡の上に建てられた(たぶん)日本唯一の駅なのです。

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三原城は瀬戸内海を軍事的に掌握するために建てられたお城なんだそうです。しかしお城でありながらもその象徴でもある「天守閣」は造られず、規模としては若干小さめだったようです。ただお城故に「ちょうどいい広さ」と「絶妙なフラット感」があったので、鉄道を敷設する際その敷地の大半は鉄道施設へと利用されました。

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新幹線が博多まで延伸する際、既存の三原駅と併設するために石垣がさらに削られて現在の形になりました。今から考えれば少しだけもったいないと思うのは私だけでしょうか。

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さて、その城跡には改札外から入ります。私の記憶が正しければ、私が幼少の頃この場所には新幹線のコンコースにある改札口から移動できたと思うのですが。実際その頃は在来線のホームは地上でしたから、利便性も考えて設置されていたのでしょうか。

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(急な階段を上る。城の真横に新幹線のホーム、実に不思議な光景)

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急な階段を上るとそこにはちょっとした公園が。この場所に何らかの施設があり、そしてその施設ではお侍さんが活動していた。この高台から見る景色はどうだったのでしょうか。今、私の目線には緑色に化粧直しされた新幹線しか見えません。新幹線で三原駅を通過する際、一瞬だけ見えるこの公園にはこういう逸話が隠されていたんですねぇ。意外と奥深いものがあります。

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あとどうでもいいですが、三原の名物である「やっさ踊り」「小早川隆景(戦国武将)」「タコ」を組み合わせたキャラクターが在来線のホームに設置されています。どうなんでしょうこのセンスは。

 

<オマケ>

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ところで、この公園からコンコースに降りる際、761と書かれたプレートを見かけました。これって東京からの距離…にしては短すぎますねぇ。なんなんでしょう。

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