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2008年5月 3日 (土)

ICOCA、名古屋に降り立つ!

ICOCAで名古屋へ行くことは可能か?

普通の人なら「わからない」と思います。ちょっと鉄道を齧ったことのある人なら「NO!」と言うかもわかりません。しかし、実際はICOCAで名古屋まで移動することが可能だったりします。それを今回は証明してみましょう。

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こちらが今回検証対象となる「ICOCA」です。ICオペレーティングカードの略称として名づけられたと言われていますが、どちらかと言えば関西弁の「行こか」に引っ掛けたものではないかと思われます。

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今回名古屋まで移動するワケですが、ICカードで移動する際便利なようで実は不便な点があるというのは意外と知られていません。同じICOCAエリアであっても「関西圏」と「広島・岡山圏」を跨ぐ利用はできません。また線路が繋がっていてもJR西日本さんとJR東海さんの間を跨いで運行するということも不可能です。…となるとICOCAで名古屋に行けないんじゃないか?とお考えのアナタ。大丈夫なんです。

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移動を可能にした方法、それはものすごく単純なことだったりします。通常考えられる大阪名古屋間の移動ルートは新幹線を利用したものや在来線で米原駅まで新快速で移動、そこからJR東海さんの列車に乗り継ぐというもの。

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以前カレー部例会の際に利用した移動手段でしたが、今回はそのルートは使用せず関西人なら「あ、あのルートね」と思い出すようなあの路線を用いて移動します。それが

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そう、近鉄特急さんを利用したルートです。近鉄特急さんと一般的な大阪~名古屋間の路線を地図に表すとこういうルートになります。

<Mapion『地図ガキ』さんを利用させて頂きました。詳しくは地図をクリック>

以前「改札機の手前でアイをかざすけもの」という項目(えらいタイトルですなぁ…)でICカードが爆発的に普及したとお伝えしましたが、これらのカードが最近連携を始めてきているというのは意外と知られていません。JR東日本さん、JR東海さん、JR西日本さんがICカード対応しているエリアではICOCAであろうとtoICaであろうとSUICAであろうと使うことが可能。それと同時にSUICAはPASMOが使える範囲でもOK、ICOCAはPITAPAが使える範囲ならどこでも使えるという取り決めがあります。

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(HarecaのエリアはPITAPAが使える、PITAPAが使えたらICOCAも使える)

なので、今回はJRさんを利用して名古屋へ向かうのではなく、近鉄電車さんのPITAPAエリアを利用して名古屋に行くこととなります。

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鶴橋駅はJRさんから近鉄さん、近鉄さんからJRさんに乗り換えるお客さんが多数おられます。駅の構造も乗換に対応した形となっており、当然のことながら改札機もICカードに対応したものとなっています。

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(左:ICカード使用時の注意広告、右:ICOCAと特急券。全国のJTBで発券可能)

ICOCAが一枚あればJR西日本さん、近鉄さんがスムーズに通過できます。こういう利点を優先するというのも実に関西圏らしいです。ちなみに関西圏のICカードは残額が10円であっても改札内に入ることは可能だったりします。

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(左:アーバンライナープラスさんの座席、太い私でも快適。右:四日市周辺の車窓)

近鉄特急アーバンライナープラスさんに乗って一路名古屋へと向かいます。沿線の風景は大阪の庶民的な街並み、奈良県の新興住宅街、奥深き竹林と山々の風景、そして四日市近郊の煙突等々目まぐるしく変化していきます。

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…というわけで大阪から約2時間。近鉄名古屋駅へと到着しました。大阪の近鉄難波駅や上本町駅に比べるとコンパクト、しかし使い勝手という面から検証すれば近鉄随一の駅ではないかと思われます。さて、この駅の改札を無事ICOCAは通り抜けることができるのでしょうか…!!

 

 

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無事ICOCAは名古屋に自らの力で到着することができました。しかし、到着するにはPITAPAの助力がなければ不可能。ここに協力するということの大切さを学ぶことができます。ありがとうPITAPA、そしてありがとうICOCA!

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(思わずヤッター!とおどける管理人。尾張人の視線が痛い)

 

 

<オマケ>

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もちろん昼食はエビフライ。美味かったよ母ちゃん!

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