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2008年4月12日 (土)

アクロバティック・京阪

   京阪伏見桃山駅では通過列車に注意。というネタをデイリーポータルZさんの「日刊デイリー」に投稿したことがあります。掲載された際『アクロバティックな駅の設置法、興味あります』というコメントを頂きましたので、今回ご紹介致します。

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 はい、こちらが伏見桃山駅です。中書島駅と丹波橋駅という特急の停車駅に挟まれた各駅停車しか止まらない一見地味な駅です。

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しかし本来ならばこの伏見桃山駅がこの地域の中心的な駅でして、駅のすぐ横には京都では有数の商店街『伏見大手筋商店街』がある賑やかなところです。

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一見するとどこにでもありそうな駅なのですが、しかしながらよく見ますとこの駅、実にアクロバティックな駅だったりします。それは…。

 

 

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(2007年撮影)

いやあ、狭いです。なんなんでしょうこの狭さ。元々は広いホームだけだったのですが、車両の編成が長くなるにつれホームを延伸し続け際最低限の用地だけを確保するやり方で増設したようです。その結果この狭さのプラットホームが完成してしまったわけです。

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(左:改修される前のホーム、右:改修後のホーム)

よく列車が通過する際「黄色い線(もしくは白線)の内側でお待ちください」というアナウンスが流れますが、文字通りここなら黄色い線の内側で待つことが可能です。

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もちろんこのような状態を黙って見過ごすことはできません。なので駅の構内には大きく注意を促す看板が設置されています。

(改修前のホームを通過する9000系特急)

(改修後のホームを通過する8000系特急)

ただまぁこれだと単なる危険なプラットホーム。しかしながら私が注目するのはホームだけではありません。なぜにこの伏見桃山駅はアクロバティックなのか。それはホームの両端を見ますと一目瞭然です。

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(左:大阪方面にある油掛通、右:京都方面にある大手前筋)

両端の先はいきなり道路。そう、実はこの伏見桃山駅のプラットホームは「ぴったり7両の長さ」しかありません。

Hushimi20(図にするとこんなカンジ)

大手筋通と油掛通の間が本当にぴったり7両分。数メートルずれただけで道路にはみ出すというある意味運転技術を試される駅なのです。電車でGO!なら最強クラスの駅舎であることは間違いありません。

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(左:駅舎の注意書き、:駅のホームと道路までの距離。数メートル間違えたら踏切)

…こんなカンジの駅舎が京阪電車さんには沢山あります。もしお時間がありましたら教徒へ向かう際は新快速を使うのではなく京阪電車さんを使ってみてはいかがでしょうか。アミューズメントパークのような楽しさを味わえることが出来ますよ。

 

 

(オマケ)

 

安全第一。

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