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2007年10月26日 (金)

空想浪漫鉄道

Moso01

(九州新幹線に導入された800系新幹線・つばめ。カッチョイイ)

 2011年、九州新幹線が山陽新幹線を通じて新大阪駅まで直通運転を開始すると報道されました。予想されていたことではありますが、やはり東京方面への直通運転は叶わないことが確定。まぁ現在でも東京・博多間が約5時間掛かるワケですから致し方ないところ。交通機関は独占するのではなく、各々の得手不得手を上手くカバーしながら運営をやっていくのがベストだと思います。その観点から考慮しても、今回の直通運転の範囲は理に叶ったところではないでしょうか。

 こういった新線開業を一番喜ぶのはやはり我々『テツ』な人だと思われます。一番列車の切符を買って乗り込んだり、新線開業とともに売り出される御土産物(特に電車の絵が描いてあるもの)などを買ったり、新線開業にあわせてデジカメを新調、もっと気合を入れた人ならば自家用車を購入して沿線のどのポイントからでも写真を撮れるようにしたり…。ああ鉄道という趣味はなんてお金を使う趣味なのでしょう。

 しかしながら『テツ』は開業だけでなく、開業以前、いや計画段階から『テツ』は盛り上がることが出来るのです。あまり知られていませんが日本にはいたるところに鉄道を敷設しようという計画があります。国の「交通政策審議会」や「全国新幹線鉄道整備法」などによって敷設される範囲が広いものもあれば、貨物用の線路が転用されて旅客用になるという単純明快なものもあります。

 新線の開業は地域に対し大いなるインパクトを与えることは間違いありません。しかしそれ以上に『テツ』は新線開業に関して妙な盛り上がり方をしてしまいます。それでは『テツ』はどういうところで盛り上がるのでしょうか。この盛り上がりの理由、私は3つの仮説を立ててみました。

1:路線

 簡単に言えば「どの場所に駅や線路が出来るんだろう」ということです。線路の配置だけでなく、駅の構造(列車の追い抜きが出来るのか等)がどういう形になるのか、折り返し電車の設備が追加されるのかどうか…ということだけで好きな人だと半日ぐらい語れると思います。また未成線や廃線によって現実に至らなかったり、「もしこの場所に鉄道が走っていたら」という架空の設定を元に盛り上がる『架空鉄道』という一種の『遊び』もこの分類に入ると思われます。

2:車両

 これも簡単に言えば「どんな車両が走るんだろう」ということです。新規事業者による開業の場合ほぼ新車が導入されますが、既存の区間から延伸したり会社の経営状態によっては従来の車両が使われるケースも多々あります。また路線が地下空間を走行したり、急カーブなどが連続している場合はその地上設備に対応した車両を導入することも考えられます。…どの様な車両が走るということを想像しただけでも楽しくなってきます。

3:ダイヤ

 この項目の中で一番ケンケンガクガクの議論が戦わされるのがこの分野ではないかと思われます。何せ1と2の項目を組み合わせた上に需要と供給と愛と願望を織り交ぜて形にするのですからそりゃあ一番違いが出てきます。一枚の方眼紙に幾つかの直線を書き記し、そこから始まる頭脳道楽。傍目から見るとおかしな風景ではありますが、やってみるとアッサリ2時間は時間を潰せてしまいます。

 

…以上3点、これだけ文字を使って説明してもサッパリわからないというアナタのためにこの後私が考えた『空想鉄道』をお楽しみ頂きます。さぁディープな世界へ参りましょう。

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