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2007年8月29日 (水)

ニュースで知りました

 国土交通省の方々が何やら外部からの衝撃に強い車両を考えるために『実車実験』を来年度から行うそうです。福知山線の脱線事故を受けてとのことですが、こういう事をすること自体私は個人的ではありますが疑問を感じています

 多分国土交通省の方々は自家用車と同じ取り組みを鉄道車両に取り入れたいと考えたのでしょう。確かに最近の自家用車は設計段階である程度の衝撃に耐えられる空間を確保するように設計されていると聞きます。ただ、本来鉄道車両というのは細長い直方体であり、その直方体は縦(鉄道車両だと妻面)からの衝撃は強いものの、横(鉄道車両だと側面)からの衝撃にはどうしても弱くなります。ですので、どうしてもそこには限界点が出てきてしまいます。

 どうも国土交通省の方々は『鉄道事故が起こる』という前提でお考えではないかと思われます。そうではなく、もっと重要なのは『鉄道事故を起こさないためには』と考えることです。確かに『実車実験』を行うというのは大切だと思いますが、それより解決するべき問題は山のようにある…と思います。今回の実験が無駄だとは言い切れませんが、そんな事を検証するよりももっと優先するべき課題は沢山あると思います。そちらに全力を注ぐことを願っております。

 

 レールウェイコンシェルジュ あすやん。

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2007年8月24日 (金)

JR九州がすごい2

 以前「JR九州がすごい」というタイトルでJR九州さんの特急車両を取り上げたことがありました。車内の装飾に木やガラスといった通常使われないような素材をたくさん用いている様を皆様に御紹介したところ、一年以上経った現在でも結構なアクセス数を頂いております。やはりこういう車両がいいなぁと鉄道車両メーカーさんが考えたのかどうかはわかりませんが、このところ車内の装飾に木材やガラス等の自然素材を多用したり、アルミや再生可能なプラスティックを車内の内装で使うというケースが多く見られるようになりました。

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(木材を多用しているJR九州817系。この規模で近郊型)

ただJR九州さんの車両の場合、自然素材以外にも注目してしまう点があります。それはは車体に書かれた文字の多さではないでしょうか。従来の鉄道車両は周囲の空気や雰囲気に溶け込もうと考えた色彩やデザインを用いていましたが、JR九州さんの場合はあえて他のものと同化せず派手な色彩や文字によって自己主張することで周囲に鉄道という存在をアピールしました。

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(文字だけの部分を抜き出してみた。いやちょっとオシャレ)

その結果民営化直後の利用客数から格段に伸び、鉄道という交通機関を沿線住民に再認識させることに成功しました。この頃から比べると現在運行されている車両は色彩という面から見るとかなり落ち着いてきたように思えます。快速用の近郊型車両の一部にコーポレートカラーの赤が使われていますが、一時期の赤一色で塗られた485系の『赤い特急』が多く見られた時代の博多駅とはかなり印象が違ってきたようです。

…今回は『鉄道』を紹介するブログであるという基本に立ち返り、博多駅で活躍しているJR九州、九州旅客鉄道株式会社の特急用車両を御紹介してまいりましょう。

 

 

 

 まず御紹介するのはJR九州さんが他のJRグループに先駆けて製造した783系という車両。

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(Tsubame meets HYPER SALOON)

ハイパーサルーンという名称で呼ばれるこの車両、車両の真ん中に出入り口を配置しています。その為片一方の部屋を指定席、もう片一方の部屋を自由席と柔軟に対応できる設計となっています。

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(Tsubame meets HUISTENBOSHI and MIDORI <HYPER SALOON>)

当初は熊本方面にも使用されていましたが、現在は宮崎方面への『にちりんシーガイヤ』と『ドリームにちりん』、長崎方面の『かもめ』、佐世保方面への『みどり』と『ハウステンボス』に使用されています。また『かもめ』と『みどり』、『ハウステンボス』は博多駅から途中の肥前山口駅までの間併結されて運行していることもあり、最大13両で運行している場面を見ることが出来ます。正に圧巻です。

 

 次に御紹介するのがJR九州を代表する787系。

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(Tsubame meets TSUBAME)

 「JR九州がすごい」でも御紹介しましたが、鉄道車両という概念を取り払い、動くホテル空間をイメージして設計したのがこの車両です。鉄道のイメージを覆したデザインと空間の提供は他の鉄道車両に大いなる影響を与えました。この車両は元々長距離運用を前提に考えられていましたが、九州新幹線の「つばめ」が開業した際、新幹線へと繋がる新たな特急『つばめリレー』となって博多駅(一部は門司港駅)から新八代駅まで運行しています。また一部車両は小倉・博多~熊本・肥後大津駅間で運行されている『有明』や博多駅から直方駅間を運行する『かいおう』、車両数の多さを生かした臨時列車等多種多用に運用されています。

 

 一方デザインとして全ての鉄道会社に革新的な影響を与えたのが883系。

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(Tsubame meets SONICFAMILY 883)

路線の悪条件を克服するために「振り子」機能を搭載したこの車両は登場直後沿線住人に大いなる衝撃を与えました。客室とデッキを隔てる壁にはガラスを用い、コモンスペースという立席空間を設けることで多客時でも快適に過ごせるようにしました。鉄道の事情を知っている人間からすると『振り子型車両』でありながら狭さを感じさせないデザインに仕上げているところは『さすが空間の使い方を知っている建築家ならでは』といったところでしょうか。 現在この883系は全ての車両が『ソニック』という名前を名乗って博多駅から小倉駅経由大分・佐伯駅間を走行しています。

 この883系を発展させたのが「白いかもめ」や「白いソニック」で運用中の885系。

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(Tsubame meets KAMOME and SONIC 885)

室内がフローリング、ガラスや牛皮の座席等自然の素材を多用したことで鉄道の新たなる可能性を提示したこの列車、現在は長崎本線を走行する『かもめ』や前出の『ソニック』で活躍しています。ただし、この車両は共通運用が組まれており、時に『白いかもめ』仕様なのにも関わらず『ソニック』として運用されたり、同様に『白いソニック』なのに『かもめ』として運用されているケースが時々見受けられます。まぁ、そこは愛嬌ってことで。

 

…そして忘れちゃいけないのが『観光』分野。

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(今から約10年程前のゆふいんの森用キハ71系、奥に寝台特急が見える)

JR九州さんは発足直後から運輸形態を『都市圏』『都市間』『観光』の3つに分類し、その分野に似合ったダイヤや車両運用を展開してきました。その中で登場したのが『ゆふいんの森』。地味な存在だった湯布院を一気に観光都市へのし上げた陰の立役者です。美しい緑色の色彩と景色を見るために造られたハイデッカーの車体。そこに付随するのは「ゆふいんレディ」と呼ばれた客室乗務員達のハイレベルな接客…。正にJR九州さんを代表する列車であります。

ただこの『ゆふいんの森』、『鉄』としては若干面白みが少ない車両でして、そうなるとどうしても同じ路線を走る『ゆふDX』に注目してしまいます。

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(Tsubame meets YUHU-de-luxe)

古代漆色を身に纏い、『ゆふいんの森』の緑と対比の美しさを示しているこの列車、現在は博多駅から日田・天ヶ瀬・湯布院を沿線に持つ久大本線経由別府行きとして運行されています。 先頭車両はパノラマ型の特別座席、目の前に広がる雄大な由布の山々はこの車両に乗るともっと楽しめるようになっております。しかし『鉄』的に見るとこの車両、まぁ苦労人です。

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『ゆふDX』に就任する以前、この列車は『ゆふいんの森2世』と名乗って同じ路線を運行しておりました。キハ71系と同じ緑の色彩だったワケですが、元々はそうではありません。実はこの『ゆふDX』、気動車でありながら電車と併結して運転できるという画期的な機能を持っているのです。その機能を生かして電車特急と併結する『オランダ村特急』として門司港駅から長崎県の佐世保駅間を運行していました。が、ハウステンボス完成と同時に全区間電車で運行する『特急ハウステンボス』号にバトンタッチ。改造されて『ゆふいんの森2世』として運行されたものの、キハ71系とイメージを統一するために製造されたキハ72系が登場したため再度長崎へ。『オランダ村特急』と同等の色彩となって『特急シーボルト』として運行を始めたものの利用客がそれほどいなかったためあえなく廃止。またこの久大本線の特急として、この場所に戻ってきたのです。移動の歴史を活躍した路線で表しますと…

長崎本線→久大本線→大村線→久大本線

この列車、安住の地は一体何処になるのでしょう。実験的要素が強かったにせよ、今度こそこの『ゆふDX』がこの列車にとって安住の地であることを祈ってやみません。

 

 

…今回、このような形でJR九州さんの車両を私なりに御紹介させて頂きました。改めて感じたのは、やはり他の鉄道会社に比べて自己主張があるということ。そして、鉄道車両という工業製品でありながら芸術性にも秀でている点です。『グッドデザイン イズ グッドビジネス』という言葉が導くように、JR九州さんの鉄道収入は民営化直後と比べて格段に伸びています。近い将来、九州新幹線が山陽新幹線と共に歩む頃、どの様な列車が登場するのでしょうか。今からちょっとドキドキしてます。

 

Jrq14(その時もコレで見に行こう)

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2007年8月14日 (火)

見つめあうふたり

 前回『妻』を見つめましたが、今回もまた見つめます。「おはよう」から「おやすみ」まで見続けるジャングル大帝の哺乳類ではありませんが、今回もジーッと見つめさせていただきます。…とはいっても、今回は見つめるのは私ではありません。

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(221系電車、確か種別は丹波路快速だったと思う)

今回は「鉄道車両同士が見つめあう」、つまり先頭車両同士が連結しているところをウォッチします。このところ運行形態の複雑化や利用客数の増減、地上設備等の諸条件が影響して、一編成に車両を多数連結するやり方から少ない両数を連結した編成を組み合わせて運行するやり方が増えました。

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(左:JR九州787系「リレーつばめ」、右:JR西日本223系「新快速」)

例えばJR九州の「リレーつばめ」、こちらは博多駅(一部列車は門司港駅)から新八代駅までの区間を運行する車両ですが、観光シーズンや多客時には「有明」用787系を連結した11両編成で運行する場合があります。またJR西日本の新快速は敦賀駅まで運航を開始した際、利用客数の観点から通常の8両編成で乗り入れることはせず、途中の駅で4両に切り離されます。

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(783系ハイパーサルーン、既に分割した後。博多駅にて撮影)

 また切り離すことで有効活用している場合もあります。「かもめ」「ハウステンボス」「みどり」の3列車を一つとした「多層立て列車」。各々の列車を各々ダイヤ設定すると線路の許容量が足りなくなり、ダイヤ自体に余裕が無くなってしまいます。特にこの列車の場合は鹿児島本線という日本で有数の特急頻発路線を走行するため、通常の状態でも余裕がありません。また各々独立して運行するとその分だけ運転手さんや車掌さんなどの乗務員の数が増え、非効率極まりない状態となります。なので途中の駅でひとつの列車に仕立てて、同じ目的の駅(この列車の場合は博多駅)まで移動しています。

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(左:783系ハイパーサルーン併合用連結部分、右:JR東日本211系)

 本来こういった車両の場合、増結した際乗務員などの移動や安全の確保などの観点から貫通路を設置し、双方の列車を行き来することを可能にしているのですが、このところ貫通路が設置されていても行き来をさせないやり方が増えています。ココ最近乗務員室の機器が破損しているケースが多く見受けられますので、それもまた致し方ないのかもしれません。…それにしても、この向き合っている列車を見ていると何かこの車両が語り合っているような感じがしませんか?例えば上の221系の写真。

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仲のいい双子同士が意見の食い違いが原因で喧嘩が勃発しかかっている様に見えません?『お前なんでアレがいいんだよ!』『いいじゃねぇか、オレの勝手だろ!』って言う感じ。各々の写真もちょっと勝手に妄想してみましょうか。

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見つめあっていても、角度が緩くなれば緩くなるほど妙に仲のいい双子っぽく見えません?どちらかと言えば先頭車両同士の間が狭くなればなるほど男性的になり、離れれば離れるほど女性的なイメージが強くなっていくように思えます。

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一方直線的なものであっても貫通路があるだけで喧嘩というイメージから『友情』・『調和』というカンジになっていきます。また一方は普通の妻面で、片一方だけに運転台があるパターンはやるせない恋か、はたまた大いなる勘違いを想像させてしまいます。これもまたデザインの不思議なところです。

 …とまぁ、今回もちょっとワケのわからない方向性に行ってしまいました。まぁこのところのアクセス数を見るとこんなことをやっちゃあいけないなぁと思ってはいますが、こういうのもまた一興。次回は旅から戻ってちょっとマトモな記事になると思われます。それまで今しばらくお待ちいただければ幸いです。

 

 

 

<オマケ>

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(古田監督、見つめちゃイヤン)

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2007年8月12日 (日)

これから。

 旅に出ます。

 例の『つばめ』を抱えて行脚しますので、見かけたら生暖かい視線を送って頂けたら幸いです。

 

 

あ、そうそう。コインロッカーで思い出したんですけど、新大阪駅の『一時荷物預かり所』、色々なネットでは『22時まで営業』って書いてますけどアレ20時までです。実に中途半端な。21時半までやっててくれれば今ごろ運搬が楽だったのに…。

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2007年8月 8日 (水)

妻を見つめる

 妻が好きだ。

…もちろん、『鉄道を「色々な方向」から楽しむ』ブログですので、大胆かつ繊細な恋愛を経て得ることになる生涯の伴侶のことではございません(というか現在募集中です)。鉄道車両の端、普段は注目されない『妻面』のお話でございます。

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 普段鉄道ファンならずとも注目するのは鉄道車両の運転席や車掌室、展望室等がある突端の車両。デザイン性を追及するのかそれとも経済性を優先するのか、汎用性を高めるのかはたまた独自の規格を導入するのか…。この場所には時代背景のみならず各鉄道会社のポリシーも垣間見えてきます。しかしその一方の通路側、通称『妻面』は太陽と月、日向と日陰、天使と悪魔、トミーズの雅と健のように存在は認められているもののあまり注目されていない状態となっています。

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(両方ともJR西日本所有の485系の妻面)

 通常『妻面』にはこの車両が何処の会社が所有し、何処の会社が作ったのかが刻印されています。その反対側にはこの車両がどこの車両基地の所属で、車両の検査日時、この車両にはどれだけの人数を乗せることが出来るのか等のデータが記載されています。

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しかしホームからの転落を防止するため最近では『外幌』と呼ばれるゴムの板が設置され、この項目を即座に確認することは難しい状況になりました。まぁ何処の会社が作ったのかは車内に記載されている場合が多いのでそれほど気にすることはありませんが、やはりそこはテツ。この外幌付近で怪しい動きをしているのは確実にテツです。

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(左:485系妻面、右:281系妻面。交直流車両と直流車両では設置方法が違う)

しかしこの場所が快適な車内環境を支えているという事実は意外と知られていません。特急用車両にはJRになる以前から『車端ダンパ』と呼ばれる緩衝器が妻面の上部に取り付けられています。この部品が高速運転時に各車両で発生する横揺れを吸収し、乗り心地をよくしています。

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(左:223系2000番代、右:103系、どちらもJR西日本所有)

もちろんこの装置が設置されているのは特急用車両などの『長時間高速で運行する』ことを前提とした車両だけで、高速で移動する区間の短い近郊用に区分されている車両や、通勤型に区分されている車両には設置されていません。

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(車体間ヨーダンパ。左:未設置の300系、右:設置している700系)

 一方特急用車両よりも高速で走行する新幹線用の車両の『妻面』には、先ほど紹介した『車端ダンパ』の他に『車体間ヨーダンパ』と呼ばれる装置が設置されている車両があります。高速走行時に発生する揺れをこのダンパで吸収し、車内環境を快適にするために設置されています。

妻面にはこのように安全且つ快適に過ごすための装置や、出生の秘密などが隠されています。皆さんも鉄道を利用される際は『妻面』に注目してみては如何でしょうか。

 

 

 

…と、これで終わったら普通の記事。冒頭の『妻が好きだ』という文章の意味が出てきません。ここからが当ブログのヘンなところ。様々な方向から楽しむという言葉に恥じぬ一面を御紹介しましょう。

 ちょっと昔話を一つ。私がまだ大阪の片田舎にある某芸術大学に入学したての頃、歪んだ性格が仇となったのか当然というのか、友達と呼べる存在の人が一人も出来ませんでした。本来ならコンパだデートだ恋愛だと容易に想像できるようなキャンパスライフではなく、講義や課題、芸術大学特有の実習が連続して用意されており、日々疲れだけが溜まっていったのです。そんな私をそっと勇気付け、心を癒してくれたのは『妻面』の存在でした。。

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(左:JR西日本201系妻面、右:京阪電車2400系車内、妻面に窓があるので開放的)

通勤用の車両の一部には『妻面』に窓が設置されているタイプがあります。通勤ラッシュが激しい区間、ちょっとでも閉塞感を無くすという目的で設置されたであろうこの『妻面』の窓、長い通学時間『妻面』の傍にある座席に座り、設置された『窓』から空を見る。ここから垣間見える空が実に美しいワケです。

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(左:大阪市営地下鉄御堂筋線10系、右:京阪電車2400系)

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(阪急電車京都線3300系)

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(左:JR西日本103系、右:JR西日本207系)

智恵子は東京には空がないと言う。智恵子の言葉を言い換えれば都市部には空が無い…ということになります。雄大な風景を小さな眼に受け止めた彼女にとって都市部の空は空ではないと感じたのでしょう。しかし私はこの小さな隙間から見える空がいとおしい。流れ行く雲、季節や時間によって変わっていく空の色、電化区間なら時々見えてくる架線柱がアクセントとなってついついジーッと見てしまいます。

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(左:近鉄電車のシリーズ21、右:JR西日本321系)

しかしながら車体の強度や社会情勢などを反映してか『妻面』の窓は減少傾向。私鉄であれJRであれ新造された車両には『妻面』の窓はほぼ設置されていません。国鉄時代に製造された103系も『妻面』の窓は設置されていました。が「メンテナンスを容易にする」という趣旨で次々と塞がれています。

Tuma21 (車体改修時に妻面の窓を塞いだ103系)

壊れた窓理論の上を行く「窓を無くしちゃえば問題も無くなっていいじゃん」と考えるやり方は企業にとって正しいと思います。利益を追求しなくては企業は成り立ちません。しかし窓が一つ無くなっただけでどうしてこんなに味気なく感じてしまうのでしょう。ふさがれた窓を見るたび寂しい…と思うのは私だけでしょうか。

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