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2007年6月11日 (月)

京都駅のメジャーでないところ巡り(その2)

 『京都駅のメジャーでないところ巡り』第2弾でございます。前回は実用的なものをズラリと並べてみましたが、今回は実用的でない本当にマイナーなところをチョコチョコと紹介してまいります。

3:階段の功罪。

京都駅といって思い浮かべるものと言えばやはり大階段ではないでしょうか。

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毎年2月に『大階段駆け上がり大会』というイベントが開催され、時には一番下にある室町小路広場で催されるイベントの度に客席へと変貌を遂げるこの大階段、京都に初めて来られた方にとって一番最初に衝撃を受ける絶好のスポットだと思われます。しかしそのインパクトさと引き換えに『JR伊勢丹』さんの中にあるエスカレーターは

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(2006年12月撮影)

想像を絶するインパクトです。話に聞くとこの大階段は『JR伊勢丹』さんの非常時の非難経路としての役割も担っているそうですが、そのインパクトのある形状が元で売り場面積が思ったほど大きくありません。

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(左:階下からエスカレーターを見たところ、右:JR伊勢丹さんの館内案内図。斜め)

文字通り『大階段』の影に隠れて意外と知られていないのですが、このエスカレーターもある意味京都駅の見所のひとつではないかと思われます。皆さんも京都駅を利用される際はJR伊勢丹さんに足を運んでみては如何でしょうか(個人的にはジョイポリス復活希望)

 

4:知られているところ、知られていないところ。

京都駅ビルが開業してから10年も経ちます。正直、早いなぁという印象が強いです(個人的には開業3周年の時何故か『プリティ長嶋』さんが来てしまったのをつい先日のことのように思い出してしまいます)。もう京都のランドマークとして溶け込み始めた京都駅ビル、10年という年月の間、色々な方々が京都駅ビルを紹介されております。ネット上で検索してみますと結構色々な情報が出てきます。その中で『以外にも』というキャプションが必ずと言っていい程つけられて紹介されている施設があります。

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ヘリポートです。大階段を上った一番頂上、「大空広場」と呼ばれる屋上の西側にデンと鎮座しています。『京都駅にヘリポートが!』というインパクトがそうさせるのでしょう。実際使われるとなると非常用になる可能性が高いので、出来れば使われて欲しくない施設です。

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 一方、将来性を見据えた設計を施してしまったがために、駅ビルの中でひっそりと佇んでしまっている場所があります。

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「南広場」と呼ばれる場所です。ここは京都駅ビルの中でもあまり紹介されていません。何せ場所がちょうど中央改札口の上。イベントを開催するにしても広さ的にそれほど大きくなく、開催したとしても導線的にそれほど人が来ないような場所にあります。

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(左:木が何本か植えられているので屋根がほとんど無い、右:誰もいない通路)

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(左:広場の一番ホームよりの場所。右:南広場から見上げた京都駅ビル。)

この空間、設計された時点では単なる広場として設計されたようです。しかし、京都駅ビル自体が東海道本線などの在来線の線路に支障をきたさないよう設計されているところを考えますと、どうも将来的に京都駅の在来線が高架化された際、『新たなる導線』としてこの空間を利用するように設計されているようです(あくまでコレは私の勝手な想像です。念のため)。 個人的には『ダイイン』したくなる場所ではありますが、

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ちゃんと禁止されていますのでやめましょう。どうでもいい話ですが、この南広場はトレインビューの穴場です。京都駅ビルで鉄道をじっくり見たい人はココに来るといいかもしれません(ちなみにこの場所は京都駅の南北自由通路から直接移動できます)。

5:男と女の京都駅

京都駅には『JR伊勢丹』さんだけでなく、『京都劇場』さんという劇団四季専用の劇場や、『グランヴィア京都』さんといったJR西日本系列のホテルが併設されています。

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駅構内というJR西日本系列の強みを最大限に生かして設置されたホテルなので、実際烏丸口からも近く、自由通路に併設されている西改札口からも入ることが可能。しかも西改札口から入る場合、通路の途中で中央改札口を上から覗くことができるという演出も用意されています。もちろん駅から近いということは、遠方から来られる方を案内しやすいということ。その為か『グランヴィア京都』さんを指名して結婚式を挙げられる方が多数いらっしゃるそうです。

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京都駅ビルの東広場には結婚する2人を祝福する『出発(たびだち)のプリエ』という鐘が用意されています。この場所で新郎新婦が鐘を鳴らしますと、その豊かな調べが駅ビル全体に響き渡っていく…。

カァー!いいねぇコンチクショー!ラブラブかよ!併結する時横でガッチャマンやってやろうか!

 

…失礼しました。とはいえこういう祝福する施設が駅構内にあってもいいものではないでしょうか。ただ男と女が関係する施設というのはこの『出発(たびだち)のプリエ』だけではありません。ソレは意外な形で我々の前に鎮座しておりました。

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烏丸中央口の前にある妙な形をしたこの通路、一見すると地下空間の通気口を兼ねた渡り廊下と思われるようになっています。でも、コレが意外と女性だったりします。西洋などでは人々が集う場所を設計する場合、女性らしさを象徴できるものを建物や土地の中央や入口に設置する…と言われているそうです。そう考えると…。

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あっ。

…ただ、この説明に関しては私が大学時代のデザインの授業の中で、かなりアヤフヤな状態で先生から聞いたことを元としておりますので、正直あまり信用はしないほうがいいと思います。雑学の範疇として何となく覚えておいて、飲み会の席で「へぇ」と呼ばれるようなネタとして使っていただければ幸いでございます。

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でも、この通路の正面には京都タワーさんがいるんですよねぇ。ただでさえK岡R太郎さんからは「犬の****」と呼ばれるこのタワー。

コレをアレと例えたら、ココがアレしてナニして…。

 

あ、どうも私疲れておるようです。京都駅のマイナーなところ巡り、ココでお開きとさせていただきます。御清聴、誠に有難うございました。

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