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2007年5月11日 (金)

頭隠してなんとやら

   今年4月末にお送りした『カレーウィーク』、お楽しみいただけましたでしょうか?おかげさまでかなりのアクセス数を頂くことが出来ました。これをきっかけに皆様が鉄道に関して何らかの興味を持って頂けたら幸いです。…でも、このカレーウィークのおかげで当初予定していた企画の費用をあらかた使ってしまいました。非常事態宣言、財政再建団体への転落など聞こえのいい言葉がありますが、単に金を使いすぎました。よって暫く怒涛の低予算企画が続きます。予めご了承いただければ幸いです。

Binbo_ga_saru (コレ貰ってから財政難になったのは気のせい?)

 そんなこんなで一度基本に立ち返ろう!と、私が利用している京阪電車のお話を一席。何でもないようなことが幸せだったと思える夜を感じるように、何でもないことが実は変わっていたというお話です。

 京阪電車の大阪側のターミナル駅は『淀屋橋』駅です。

Croquis05(あの辛い思い出が蘇る風景)

以前『新たなる鉄道趣味のご提案』という項目で紹介しましたが、今回舞台となるのはこの一つ京都寄りにある『北浜』という駅です。

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北浜駅周辺は大阪証券取引所に代表される大阪の経済の中心。昔は三越さんが営業していましてそれなりに活気があったのですが、まぁそこはソレ。この北浜駅は大阪市営地下鉄堺筋線の乗換駅として案内されていますが、実際に使っておられる方はそんなにいないようです。この北浜駅、京阪電車らしいちょっとしたイベントが時々発生します。

Kitahama02 Kitahama03

特急と使用されている9000系が一つ先の終点・淀屋橋駅へと走り出します。

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終着駅へ向かう特急列車の一方、京都方面へ旅立つ特急列車がこの駅で入れ替わっていきます。しかし問題はその交差している間…

 

Kitahama07

電車、出たまんまです。

このような現象が起こるのは淀屋橋駅と北浜駅の位置に関係があります。ちょっと図で説明してまいりましょう。

Keihan_h01

淀屋橋駅と北浜駅の間は500m、京阪本線の中では2番目に短い距離となっています(1番目は土居駅と滝井駅の間)。

Keihan_h02

特急用車両は画面左下、4番線から発車しています。北浜駅に到着した時、ちょうど同じ頃に淀屋橋駅から北浜駅へ向けて特急電車が走り出します。

Keihan_h03

しかし淀屋橋駅の4番線は1番線も兼ねているため約150メートルほど奥に設置されています。4番線の特急電車はそこから走り出すためにある程度時間が掛かります。しかしそんなことはお構いなく北浜駅からは淀屋橋駅へ向かう特急電車が発車してしまいます。

Keihan_h04

淀屋橋駅から発車した特急電車が北浜駅へ到着した時、淀屋橋駅へと向かう特急電車は渡り線(バツ印になっている場所)の停止信号によって停車します。この信号と北浜駅の距離が約140メートル、7両編成ならば駅から見えない位置で停車します。しかし特急電車は8両編成、1両を19メートルと換算すると152メートル。12メートルほどどうしても北浜駅のホームに鎮座してしまうことになってしまいます。

Keihan_h05

信号が青に変わってようやく電車は淀屋橋駅へと移動していきます。時間としては約1分少々ではありますが、それなりに珍妙奇天烈な場面が繰り広げられているわけです。…近い将来京阪電車は中之島線を開業させ、淀屋橋駅方面へ向かう列車の数は減少してしまうと思われます。その際にはこの現象も過去のものになってしまうと思われます。

Kitahama05

 

<オマケ>

今回のネタは『デイリーポータルZ』「おけいはんがスゴイ!」をリスペクトして作ってみました。お金が掛かっていないネタってやってて楽しいですけど読んでいる人には面白い!って思えるんでしょうか?

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