今週はカレーウィーク!
「鉄」を楽しむ時、撮り鉄であろうが乗り鉄であろうが模型鉄であろうが葬式鉄であろうが必ず問題になるのが『食事』。本来「旅行」といえば旅情と地域性を共に味わえる駅弁や、旅館やホテル等に泊ってそこで頂く絢爛豪華なディナー…なんてところを重要視するのですが、我々『鉄』な人間にとっては
『駅弁に金を使うのなら、特急乗れるじゃん』
『ホテル?んなもん夜行列車(の座席か床)で十分だ』
(イメージ写真)
なんていう発想に陥る場合があります。そのせいか、我々が旅行する際どうしても質素や倹約を重んじた旅行体制になってしまい、大抵『名物』と呼ばれるようなものを食すことをすっかり忘れてしまう場合が多くなります。昨今は24時間営業のコンビニや弁当ショップ、大型スーパー等の進出によって食事情は若干の改善されつつ(?)ありますが、やはり『鉄』としては『駅の供食環境』というのを押さえておいた方がいいかもしれません。
(姫路駅の駅そば、独特の麺がとっても美味い)
駅で出されるメニューと言えば『立ち食いそば』を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。早く提供されて、早く食べられ、しかも安いという日本古来からのファーストフードです。しかし彼らは麺類なだけあって消化のスピードが早く、猛烈な勢いで空腹感を得ることになります。一方の駅弁はどうかと言えば、地域性を感じることができるという利点があるものの、値段の割には量が少ないという欠点があります(意外な話かもしれませんが、『鉄』な人は基本的に行動派だったりします。簡単に言えば落ち着きが無いんです)。
そこで登場するメニューが『カレー』。立ち食いそばよりはスピードが劣るものの、他の喫茶店のメニューと比べても素早く提供され、尚且つ腹持ちもいい。味も他のメニューと比較しても安定感がある。とても『鉄』向けなメニューなのです。もちろんこれらの利点は忙しいサラリーマンさん達にも喜んで迎えられることでしょう。
今週は『鉄』な人々のソウルフード、『カレー』を大々的に取り上げていきます。ただ漠然と『駅のカレー』と称してもあまり面白くありません。一応私も「コンシェルジュ」という名前を名乗っている異常以上は御笑覧いただいている皆様にもお役に立つような情報を提供しなくてはいけません。そこで今回は日本の大動脈である『東海道新幹線』の新大阪・京都、名古屋、東京の三大都市にある駅ナカのカレーと、独断によって選び出した有名店等のカレーを比較しつつ、その地域のカレーの特異性や文化などを追求してまいります。
もちろん何時もと同じ感覚で「あ、なんか更新してるな」と感じながら御笑覧していただければ幸いでございます。どうぞお楽しみに。
…ん?
今回の企画、唐突じゃないかって?まったくもってその通りです。今回の企画にはちょっとしたキッカケがあります。先日、『ほぼ日刊イトイ新聞』というサイトにて、「中洲産業大学&ほぼ日刊イトイ新聞meetsSwitch!カレー部例会」という企画が掲載されていました。今回のこのカレー部例会というイベントは通常のイベントと違い、イベントへお客様として参加するだけでなく、一人一人が記者となって報道していくという参加方法が明示されていまして、それを読んで…
『あ、これ面白そうやん。』
そう思った次の瞬間、私はメールソフトを起動させて『ほぼ日刊イトイ新聞』様に参加を希望するメールを送信しました。ただ私はメインの行動範囲というのが関西一円でして、メールを送信したのはいいものの、関東・渋谷のど真ん中で開催されるイベントに呼ばれるなんてことはないだろうなぁ…と思っていました。そうしたら今月18日メールボックスを開いてみると…、
うわ!当選してもうた!
…どうしてなのでしょうか?と思わず目を疑ってしまいました。 ホームページに書かれている選考基準を読みますと『主にタモリさんの「ただの直感」によって決まります。』…。もしやタモリさんの趣味の一つである「鉄道」がタモリさんの直感レーダーを刺激したために今回参加させて頂けるようになったのかも。…こんな毒にも薬にもならないホワイトラディッシュなブログが参加できるとは思いもよりませんでした。青天の霹靂、藪から棒、グーグルアースで確認された心霊写真以上の衝撃です。他に参加されておられる記者様のお目汚しにならぬよう、今後とも精一杯精進してまいります。どうかよろしくお願い申し上げます。
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