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2007年4月10日 (火)

鞍馬と天狗

 鞍馬寺まで行く交通機関は『叡山電車』が便利です。叡山電車は地元の人達からは『叡電(えいでん)』という名称で呼ばれ、親しまれています。出町柳から洛北地域へと走行する列車の沿線は、京阪電車が出町柳まで延伸してから急速に開発が進み、今やすっかり都会的。しかしその風景は乗車してからものの15分でコロっと変わっていきます。

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(最初ビルやアパートだらけだった車窓も)

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(たった15分で一気に山の中へ)

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(これが京都市内と言われても信用できるだろうか)

出町柳駅から各駅停車でおよそ30分、列車は鞍馬駅に到着します。

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駅舎自体は関西でも有名な建築物。『和』を感じます。ホーム自体は2両編成の車両が止まれるスペースのみ。ホームの恥には旧車両のカットモデルを展示しているものの、それよりも私の視線を釘付けにしたのは『天狗』の数々でした。

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 駅構内に飾られている天狗のお面が象徴するように、ここ鞍馬は『天狗』で有名な場所。鞍馬山は天狗さん達にとって最高位の山で、ここに住んでいる一番偉い天狗さんは『僧正坊』と呼ばれていたそうです。しかもその『僧正坊』さんは日本の天狗の総元締めみたいなことをやっていた…とのこと。総元締めに牛若丸は鍛えられたんだからそりゃ強くなるハズです。

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(左:本堂がある高台から見る景色、キレイ。右:本堂、凛とした空気に包まれている)

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九十九(つづら)折と呼ばれる急な坂道を通り、木立に囲まれた昼尚薄暗い道を下っていきますと京都の三大奇祭のひとつ『鞍馬の火祭り』で有名な由岐神社に到着します。

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10月22日、松明を抱えた男たちが照らす炎にこの周囲は彩られます。その祭を見ようとこの一帯は通常では考えられないような人手で賑わうそうです。今日は特別な日ではありませんので、普通の神社にあるような趣のある風情を味わうことが出来ます。…でも、やっぱり天狗さんで有名な場所なので所々に天狗さんが鎮座しておられます。

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これらの天狗さんの中で一番気になったのが『天狗みくじ』と呼ばれるもの。普通のおみくじが200円のところ、こちらは何故か400円。どうしたもんかと思い近づいてみると…

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…天狗だらけだ。

天狗さんの頭の中には夥しいほどの天狗さんのキーホルダー。天狗ファンなら思わずダイブしても許されるであろう風景が目の前に広がります。ある意味美しい風景であります。

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この天狗さん、頭部の後ろに刺さっている(!)ストロー上の物体がおみくじとなっています。ある意味シュールさを通り越して『ああ、天狗さんならできるねコレ』と納得できるものと仕上がっております。400円でキーホルダーと天狗さんのお告げっぽいおみくじ両方を手に入れることが出来るこの商品、皆様も鞍馬へ訪れた際是非ともお買い求めください。

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(駅から降りるとすぐ天狗さんがお迎えしてくれます)

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