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2007年1月21日 (日)

大開駅物語

ご案内:1月22日11時24分に記事を追加しました。

 『阪神・淡路大震災』が発生して今年で12年。思えば1月17日は色々なことを変えていった日でした。前回は阪神9000系を通して震災を何となく語ってみましたが、今回はこの震災によって変貌を遂げた駅を紹介いたしましょう。まずは写真をご覧下さい。

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地震に関する鉄道の記事を書いている以上、この場所が兵庫県内の何処かであることは確かなのですが、それでも『この写真だけでどこかを当てろ』というのは地元の方以外ではちょっと難しいと思われます。っていうかかなり乱暴です。横暴すぎます。お前調子に乗るのもいい加減にしろ!と言われても仕方ありません。正解を申し上げますと、この場所は神戸高速鉄道の『大開(だいかい)駅』がある場所です。

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(左:神戸高速鉄道大開駅改札口、右:大開駅構内)

『地下の構造物は地震に強い』と言われていましたが、この大開駅は残念ながら崩壊してしまいました。その理由としてこの駅周辺の地盤が軟弱だった…というのが一説に言われています。発生当時のニュース(確か朝日放送でした)では『地震の影響で神戸高速鉄道の大開駅の通路に自家用車が転落』という伝えられ方をしており、その時は

「地震でハンドルが取られて階段に車が突っ込んだのかぁ、慌ててるなぁ」

と思っていました。その数時間後、サンテレビを通じて私の目に映し出されたのは大開駅というテロップと共に波立っている道路と、その隙間から見える突き刺さった自家用車の映像。私の考えは一瞬のうちに過ちであると教えられたのです。

現在は復旧工事も終わり、大きな国道と共に街の風景として溶け込んでいます。周囲は大きなマンションやスーパーも立ち並び、あの地震の被害があったことすら忘れさせてしまう様に感じてしまいます。

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駅舎は新しくなり、走行する列車も変わりました。この駅の被害の記憶はインパクトのある阪神高速の倒壊を前にするとあまり目立つものではありませんでしたが、この駅が残した被害の様相は鉄道を愛するものにとって決して忘れることはできません。

…さて、

阪神・淡路大震災によって変貌を遂げた駅はここだけではございません。駅舎が倒壊した阪急伊丹駅やJR六甲道駅などもそうですが、違った意味で変貌を遂げた駅をこのあと一つ(正確には2つ)この後ご紹介しましょう。

 

追伸:検索エンジンなどで『大開駅』の画像を検索すると、このような画像が見つかりました。どのような状況だったのかを推測するには十分だと思いますのでリンクを設定させて頂きます。

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